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10.「効果的な練習方法?」

「やっぱり、練習しないといけないんですね。。。」 よくレッスンで生徒さんから耳にする言葉です。 「当たり前でしょう!」と思う反面、 「練習しないで、すぐに弾けると思ってんのかしらん、この人?」 と素朴な疑問も。 練習しないと弾けないのは当然として、問題はその練習の方法ですね。 楽器を覚え始めの頃はともかく、ただガムシャラに練習すればいいというものではありません。 練習の仕方がわからないという方のために、よく言われている(かわかりませんが)練習方法をご紹介します。 練習時間を3つに分ける、名づけて「3分割練習法」(そのまんまですね。。。)。例えば、1時間あったら20分間づつ、30分しかない場合は10分づつ。 その3つとは ①基礎練習 ②今までのレパートリーの復習 ③新しいレパートリーの開拓 ①は忙しくて時間が取れないときなど、おざなりになりがちですが、人前で弾くときなど、結局はこれが一番効いてくるようです。ごく一部の天才と呼ばれる人を除けば、①は欠かせないものですね。②や③の中に①が含まれている場合もありますが、①が出来ていれば、特に時間を必要とする③もスムーズに行くような気がします。 よく、基本(基礎)は大切だと言われますが、この年齢になって、実感しますね。 若い頃は基礎の重要性がよくわかりませんでしたが。 ただし、本番が近づてきたら①は省略して、いきなり曲を弾いたりもします。 なぜなら、ステージに出て、スケール弾いてから曲を弾くなんて、出来ませんからね。


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