7.「なぜ弾けないのか」(和音編~その2)

前回、「マンドリン系の人々は和音が苦手。」ということを書きました。 今回は、「どのようにしたら和音が弾けるようになるのか。」について書こうと思います。特に左手についてです。 ●楽譜の中での和音の読み方 1.まず、低い音から見ます。和音は普通、同時に押さえるものですが、厳密にいうと、低い音から押さえていきます。

それは低音弦からダウンで弾くことが多いからです。 2.開放弦を見つける。押さえる必要のない開放弦を先に見つけると、気分的にも楽ですね。 3.和音もひとつのパターンですから、視覚的に「ひとつの塊(かたまり)」として捉えられるといいですね。

これにはある程度の時間(慣れ)が必要ですけどね。 ●左手の押さえ方 上記のことを踏まえた上で、押さえてみます。押さえるときは、出来るだけすべての音を「せーの」でいっぺんに押さえます。

最初は変な所を押さえてもいいんです。そのうち、正しく押さえられるようになりますから。 押さえたら、低音弦からゆっくり、全部ダウンで、ピックを弦から弦へ滑らせて(クーレ奏法で)弾いてみます。アルペジオの

ダウンだけってことです。 すべての弦が正しく鳴っているか、自分の耳で確認します。 和音の響きを覚えたら、今度は左手を見ないで、感覚で押さえてみましょう。 ●なぜ、鳴らない? 1.押さえている指の力が足りない。もっと、力を入れましょう。マンドリンは一見優雅に見える楽器ですが、結構、

力を必要とする楽器なんです。 2.指の肉が隣の弦(高音弦側)に触れていないか? 指を立て気味に押さえましょう。  3.爪が伸びているとき、爪が隣の弦(低音弦側)に当たって鳴らないこともよくあります。 深爪は痛いですけど、深爪一歩手前くらいに爪は切っておきましょう。 4.複数の指で押さえている場合、すべての指に力が入っているか? 例えば、3の指(薬指)に力を入れると、

1の指(人差し指)の力が入らない(力が抜ける)ということがよくあります。 どうぞ、恐れずに、避けずに、和音を弾いてください。 作曲者や編曲者は、(例外もありますが)その和音を弾けると思って書いていますし、弾けるはずです。 また、彼らの意図を汲んで、弾かないといけないと思います。 単音から和音へ、響きとともに新しい世界が拡がるかもしれませんよ。


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