top of page
検索

6.「なぜ弾けないのか」(和音編~その1)

  • 執筆者の写真: 和彦 高橋
    和彦 高橋
  • 2017年4月10日
  • 読了時間: 2分

マンドリン系やってる皆さん、和音(重音)が苦手な人が多いですね。 楽器の性格上、ギターなんかだと、最初から和音が多いので当たり前のように 和音が弾けますよね。逆に和音が弾けないとギターの場合はホントに困りますけど。 マンドリンの場合はメロディーを奏でることが多いので、単旋律専門みたいになってしまい、たまに出てくる和音に

アレルギーを感じる人が多い。 合奏だけやってる分にはdiv.したりして(分かれて弾くってこと)、 何とか和音も避けて通れますが、いざ独奏をやるとなると、 作品によっては和音のオンパレードだったり。 よくある話ですけど、合奏ではかなり弾ける人でも独奏になるとサッパリだったり。 これは和音が弾けないことが原因のひとつでもあると考えられます。 マンドリンは4コース、すなわち弦は4種類しかないわけです。 ギターは6本でしょう?マンドリンの方が少ない、ということは押さえやすいはず。 でも押えにくい。なぜでしょう? 考えてみました。 1.慣れていない?・・・これに尽きるといえばそれまでですが、確かに マンドリンの楽譜には和音が少ないです、特に最初は。 2.押えにくい?・・・狭いんです、窮屈なんです、押さえる所が。 これには、楽器にも原因があります。ナットの弦と弦の間隔(同一弦ではなく他弦との間隔)が妙に狭い楽器があります。

購入時に楽器店に調整してもらいましょう。

3.押さえ方が悪い?・・・これが一番多いようです。理想は、他の弦に触れないように、指を立て気味に押さえるんです。

いわゆる「ベタ押さえ」だと、和音はちゃんと鳴りませんね。 和音を弾けて、初めてちゃんとした正しい押さえ方が出来るといえるかもしれません。 逆に、最初から和音を弾いていると、ちゃんとした押さえ方が出来るんですよ。 4.生まれ持った指のせい?・・・指が短いとか太いとか、身体的特徴のせいにする人も多いんですが、それは概ね、

二次的なものですね。それ以前の問題があるんです。


 
 
 

最新記事

すべて表示
61.アンサンブルフェスティバルを聴いて(2018.7.29)

①練習も大変かも知れませんが、人の演奏を聴きましょう。必ずしも上手い人の演奏だけから学ぶものではなく、むしろ上手くない人の演奏から学ぶ事も多いのです。 なぜその人が上手く弾けないのか、何が悪いのか、良いのか考えて、自分と置き換えて考えてみると良いでしょう。...

 
 
 
コラム一覧

1.「トレモロ」の話 2.ピックの話 3.「なぜ弾けないのか?」(右手編) 4.「なぜ弾けないのか?」(左手編) 5.「なぜ弾けないのか?」(気持ち編) 6.「なぜ弾けないのか」(和音編~その1) 7.「なぜ弾けないのか」(和音編~その2)...

 
 
 
特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2017-2025  by kazuhiko Takahashi

  • w-facebook
  • w-youtube
bottom of page