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13.プロとアマの違い

「あの人はヘタなプロより上手い。」なんて、大きな耳たぶの小耳に挟むと 「ヘタなプロって誰?」って勘ぐるのは私だけ? そんなとき「プロとアマの違いって何なんだろう?」って考えるんですよ、私。 おそらく一般的には、プロとは「マンドリンで食べてる人」ってことなんでしょうけど。 「マンドリンで食べてる人」って、ストレートな言い方ですね。 やんわり言うと「マンドリンに関することで収入を得ている人」ということ、かしらん? 私、別に麻雀は出来ないんですけど、麻雀のプロ、麻将連合(μ)主宰の井出洋介氏によると、 プロを以下のように定義しています。 1.競技や大会で好成績をあげること。 2.専門知識があり、アマチュアの質問に対して納得させ得ること。 3.麻将教室、麻将関係の対局料、原稿料等、麻将での経済基盤があること。 ということらしいです(注:麻将=賭けないマージャンのこと)。 な~るほど、これをマンドリン業界にちょっと強引に当てはめてみると、 1.音楽は勝負事とはあまり関係ないのですが、強いて言うなら、コンクールで  好成績をあげること。あと、演奏会でいい演奏をすること。  私的には、コンクール歴はどうでもいいと思っています、いい演奏が出来ていれば。 2.専門知識があり、アマチュアの質問に対して納得させ得ること。  これは、まさに「そのまんま」ですね。 3.マンドリン教室、講習会、演奏料等、マンドリンでの経済基盤があること。  最初に書いた「マンドリンで食べてる人」ってことですね。 という感じでしょうか? 気のせいか、アマチュアの人ほど、プロを意識するというか、差別しているというか。 マンドリンのプロって数が少ないからでしょうか? 20年位前の日本マンドリン連盟の会報で読んだのですが、マンドリンのプロは全国で20名程度だったと記憶しています。 ここでいうプロがどういう意味のプロなのかは覚えていないのですが、現在は若い人を中心にもっと増えているような気が

します。 ところで、皆さんは「自分が2番目に好きなことを職業にしなさい。」という言葉を聞いたことはありませんか?  「自分が1番好きなことを仕事にすると、お金が絡んでくるので、好きなことも嫌になり、やめてしまう可能性もあるから、

1番好きなことは趣味にとっておいて、2番目に好きなことを仕事にしなさい。」という意味だと、私は解釈しています。 こう書くとなんだか、「マンドリンのプロになるのはおやめくださいまし。」 と私が言ってるみたいですけど、そういう意味じゃないんですよ。 職業選択の自由は日本国憲法にも保障されていますから(!?)。 ただ、プロであるならば、責任を持って、演奏なり、レッスンなり活動していただきたい と思うのであります。と同時に自分に言い聞かせるのであります。


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