43.ブリッジの合わせ方

April 10, 2017

マンドリン系の楽器は基本的にブリッジ(弦駒)が動くように出来ています
(まれにブリッジが表面板に糊付けしてある楽器もあるようですが)。
弦を張り替えた場合(張り替えていないときもたまには)ブリッジ調整が必要です。
ブリッジの位置が合っていないと、どんなに正しいポジションで押さえても音程が合わないからです。
そこで今回はブリッジの合わせ方を書きます。

①チューナー(調弦器)を使って、全ての弦を調弦します。
ただし、張り替えたばかりの弦は伸びやすいので,充分に弛み(たるみ)をとってからブリッジ調整を行ってください。

②1弦(E線)の12フレットの音をチューナーで確認します。

③12フレットの音=E(ミ)が本来のE(ミ)より高い場合は弦長が短いということですから、弦長を長くしてあげれば

いいわけです。つまり、ブリッジを右側(弦留より)に動かします。
動かす量は「勘」です。数ミリ単位で少しずつ動かせばいいでしょう。

何回もやっていくうちに、動かす量は予想できるようになります。

④逆に12フレットの音=E(ミ)が本来のE(ミ)より低い場合は弦長が長いということですから、
弦長を短くしてあげればいいわけです。この場合はブリッジを左側(指板より)に動かします。

⑤ブリッジは直線です。直線は2点が決まれば成立するわけですから、もう1点を決めます。
このもう1点は人により様々です。3弦(D線)や4弦(G線)の12フレットで決める人もいますが、独奏曲を弾く場合を除けば、

4弦(G線)の7フレットで決めてはいかがでしょうか? 
実際、3弦(D線)や4弦(G線)の12フレットは滅多に使わないでしょう?

⑥そういうわけで、4弦(G線)の7フレットの音=D(レ)をチューナーで確認します。

⑦要領は上記③④と同じです。
「弦長が短い=音が高い、弦長が長い=音が低い」という理屈を理解していただければ、わかりますよね。

⑧一応2点(1弦(E線)の12フレットと4弦(G線)の7フレット)で合わせたわけですが、全弦の調弦をやりなおします。

⑨上記2点で音が合っているか確認します。

⑩さらに2弦(A線)と3弦(D線)の12フレットも音が合っているか、チューナーで確認します。

なお、マンドリンの場合は2弦(A線)のハイポジションの音が高くなる傾向があります。
いわゆる「フレット音痴」の楽器は除いて、2弦(A線)については、ある程度妥協して私は調整しています。

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

特集記事

1.「トレモロ」の話

2.ピックの話

3.「なぜ弾けないのか?」(右手編)

4.「なぜ弾けないのか?」(左手編)

5.「なぜ弾けないのか?」(気持ち編)

6.「なぜ弾けないのか」(和音編~その1)

7.「なぜ弾けないのか」(和音編~その2)

8.「第18回日本マンドリン独奏コンクール」を聴いて

9.音量について~「...

コラム一覧

April 19, 2017

1/1
Please reload

最新記事

October 23, 2018

April 19, 2017

April 10, 2017

Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索

I'm busy working on my blog posts. Watch this space!

Please reload

ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2017 by kazuhiko Takahashi

  • w-facebook
  • w-youtube
This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now