39.右手小指はどうしていますか?

マンドリン系の楽器を弾いている人たちの中に、右手小指を表面板に付けて弾いている人が数多く存在することを最近知りました。いろんな団体に指導に行くと、むしろ付けて弾いている人の方が多数派なんじゃないか? とさえ思い始めました。

小指を付けて弾いていない(弾けない)私にとっては多少大袈裟ですけど、ちょっとした衝撃でした。学生時代から付けて弾いている人は周りにはほとんどいなかったですし、理由はよくわからないけど(学生時代はこういう事柄が多い)小指は付けて弾くものではない、と習ったような記憶もありました。 「付けて」といってもまさに千差万別で、完全に小指を表面板に付けている人もいれば、微かに表面板に触れるような感じで弾いている人もいますね。 ときに、小指にサックのようなものを付けて弾く人もいますね。 小指の爪で表面板を傷つけないようにするためかと推測しますが、当人は「センサー」だと言っていました。ギリギリのところで小指は表面板には触れていない ということらしいですけど、念の為のサックなのかしらん? 「何事も最初が肝心」だと思う今日この頃ですが、最初から付けて教わって弾けるようになった人は、途中から小指を離しては弾けませんね。右手のバランスがとれないということが一番の原因のようです。 おそらく、初心者は最初から小指を付けて弾いた方が、右手が安定してトレモロなどの速い運動が短期間で弾けるようになるから、指導者もそのように教えるのでしょうね。 あるいは指導者自身が付けて弾いているからかも? しかし、デメリット(短所)もありますね。 最低音弦(4弦=マンドリン、マンドラならG線、チェロならC線)が弾きづらい ということです。 表面板からの響きが押さえられてしまう。ということもよく聞きますが、余程小指で押さえつけない限り、それは大した影響はないように思います。 もうひとつ、これは音には直接関係の無いことですが、表面板(ピックガード)に傷が付くということです。ご自分の楽器ならまだしも、正直な話、そういう人には自分(私)の楽器は弾いてほしくないですね。 そんなに金ピカな楽器じゃないんですけども、オールドですから。 誤解されそうですが、「絶対、小指を表面板に付けて(触れて)弾いてはいけない。」ということではないんです、すでにそうやって弾けている人たちは。 ただ、全くの初心者には、目先の欲に囚われず、最初から小指を表面板に付けないで弾けるように指導していただきたいと

思うのであります。


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