23.人前で弾くということ

「家ではもっとうまく弾けたんですけど。。。」 「家ではちゃんと弾けたんですけど。。。」等々、レッスンのときほとんどの生徒さんが課題(宿題)を弾き終えたときに言うセリフです。 そこで返す私の答えも決まっています。 「私もコンサート会場よりも家で弾いてる方がウマいんですよ~。」 まぁ、生徒さんは先生の言うとおりちゃんと練習してきたんですけど、って言いたいんでしょうけど、生徒さんの演奏を聴けば、練習してきたかどうかは大体わかります。 問題は「人前で弾くということ」なんですね。 家ではおそらく誰もいないところで(家族に迷惑がかからないところで?)練習すると思うんです。 レッスンでは至近距離に人、それもタダの人ではない先生が座っている。それはお家で弾くように弾ける人はいないでしょう! 弾けなくて当たり前でしょう!  私が生徒の立場だったら私もそうなるでしょう、多分。 そこで、お家で練習するときも、ある程度弾けるようになったら、人に聴かせるようなイメージで弾いてみてはいかがでしょう? 要するに緊張して弾いてみるということです。 俗に言う「イメージトレーニング」ですね。 しかし、これにも限界がありますね。家でひとりで弾くときって、やっぱりリラックスしてしまい、緊張感もありませんしねぇ。

家はもともとリラックスする場所ですから。 私がよく言う「100回の練習より1回の本番」というのは、人前で弾くことが何よりの練習になるということです。もちろん、

たくさんたくさん練習してからの本番ということなんですが、お家でチマチマ100回弾くだけで終わるより、1回人前に出て弾く、人様に聴いてもらうことが本当に上達するためにはいいんですねぇ~。 機会(部内発表会や音楽教室の発表会など)があれば、どんどん利用すればいいと思います。 ちょっとした(かなりの?)勇気が要りますけど。 あと、人前で弾くとき、コンクールなどを除いて絶対暗譜しないといけないというわけではありません。

そもそも、ピアノやギターなどの独奏楽器はその昔、名人芸を見せつけるために暗譜で弾くようになったと言われています。 私は暗譜で弾きませんというか、弾けません。若い人達のお手本にならなくて申し訳ないのですが、以前暗譜で弾いてヒドイ目にあったからです。極度に緊張すると頭の中は真っ白になり、指で覚えていたところもわからなくなってしまい、それはもう語るも無残な思い出でありまして。。。ホントは指だけで覚えちゃダメなんですけどね。もちろん、それ以降は暗譜するぐらい練習してから本番には臨んでいます、ハイ。 ただし、本番で譜面台を使うときは譜面の角度には気をつけています。マンドリンは座って弾く楽器ですから、弾くところ

(特に右手)が楽譜で見えないとお客さんはつまんないでしょう?  基本的には足台に乗せた右足の膝(ひざ)の高さで出来るだけ水平に近い角度で立てています。 合奏の場合は指揮者を見ないといけないので、もう少し立てないといけませんね。


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