April 10, 2017

最近、マンドリンを教えていて、よく感じる事があるのです。
マンドリンを弾く前に知っておくべき事があるのではないか、という事。

当コラムの「52.楽譜の読み方」にも書いた事なんですけど、あまりにもマンドリンを弾く事ばかり考えていて、

それ以前の音楽の基礎的な知識が欠けているのではないか?

始めたばかりの初心者は知らなくても当然ですが、ベテラン(この言い方が適切かどうかは疑問)の方で、こういう知識が無く、

さらに知識を得ようともしない人には、悲しくなってしまいます。

別に、key(調)がト長調とかホ短調とか知らなくても、なんとな~く弾...

April 10, 2017

初心者でもなく、マンドリンを長い事やっているのに、トレモロが出来ない、出来なくなった、というときがありませんか?
そのような場合、以下のようなケースが考えられます。

①家で独りで弾いているときは出来るのに、レッスンや人が集まる合奏の練習会場に行くと、トレモロが出来ない。
②練習やリハーサルでは弾けるのに、本番になると、トレモロが出来ない。
③根本的に、トレモロが出来ていない。

①と②に関しては、単純にトレモロの練習不足かもしれません。
ただ、練習不足の一言で片づけられると困るんですけどね。

まずは、トレモロという行為は非日常的...

April 10, 2017

これは当コラムの「31.なぜ、間違えてしまうのか?」にも書いているのですが、最近、教えていても、

自分自身が弾いているときも、その重要さを痛感しているので、改めて書きます。
ここでいう「視線」とは、楽譜を見て弾く時の視線です。

私の場合、ソロ(伴奏付き、無伴奏に関わらず)のときでも、暗譜が出来ないので、楽譜を見ながら
弾いていますが、ちょっとだけ先(例えば、今弾いている次の小節とか)を見て弾くように心がけています。

よく「現在、過去、未来」と言いますが、時間経過の芸術である音楽には「現在」と言っている時点で
すでに「過去」になって...

April 10, 2017

マンドリンの奏法には大きく分けると、かつては単打(野球みたいだ)といわれた「ピッキング」と、そのピッキングの連続である「トレモロ」という2つの奏法がありますね。
いまだに「トレモロはピッキングの連続じゃ、無ぁ~い!」と言う方もいらっしゃいますが。。。

それはさておき、その「ピッキング」を「スタッカート」ともいうわけですが、音楽上の<スタッカート=音を短く(およそ半分の長さに)切る>とは異なることも多いのです。

マンドリンのために書かれた楽譜の音符にスタッカート記号=「・」記号 が付いているときはほとんどの場合、トレモロはしま

せん...

April 10, 2017

当コラムの「30.とりあえず、マンドリン二重奏やってみませんか? 」と重複する部分もあるかと思いますが、今まで、

書けそうで書かなかったマンドリン独奏について、改めて考えてみようと思います。

まず、マンドリンのソロ(独奏)って言うと、皆さんは全く独りで弾く「無伴奏マンドリン」のことを考えていませんか?

なぜ、マンドリンをギターと同じような独奏楽器と考えるのかしらん? 
同じ撥弦楽器だから? マンドリン合奏で一緒に弾く楽器だから?

気のせいでしょうか、マンドリン・ソロって全く独りで弾くもの=無伴奏 だと認識(誤解?)している人も多いよ...

April 10, 2017

●アンサンブルって?

マンドリンのアンサンブルって、ざっくり言うと「指揮者がいない少人数による合奏」ということかもしれません。多くの場合、各パートが一人か二人で、基本的に指揮者は置かず、おもにファースト(マンドリン)奏者がその代わりをします。パートひとりということは、実質ソロと同じで「独奏の要素を多く含んだ合奏形態」といえるでしょう。私的にはアンサンブルは、マンドリンの魅力をもっとも発揮できる演奏形態のひとつだと思っています。

●提案

1.各パート間の音量のバランスは、弾いている本人にはわかりにくいものです。p(ピアノ)やf(...

April 10, 2017

2009年1月、師匠の還暦記念コンサートで私はマンドラを弾きました。
発表会で生徒さんの伴奏で弾くことはあるものの、本格的な演奏会でマンドラを弾いたのは久しぶりでした。

実は私、高校、大学と、合奏では、ずっ~とマンドラを弾いておりました。
独奏を始めた時も最初はマンドラで弾いていたのですが、さすがに無伴奏曲の複雑な曲になってくると和音は指が届かない。そこで、マンドリンを本格的に始めました。大学4年生のときです。
それでも、大学のクラブの合奏ではマンドラを弾いていました。

一般的にマンドラからマンドリンに転向すると、左手が大変と思...

April 10, 2017

2008年10月26日(日)に静岡音楽館AOIで行われた「第21回日本マンドリン独奏コンクール」を聴いてきました。

これは2年に1回、日本マンドリン連盟(JMU)主催により行われる独奏家への登竜門ともいえる全国コンクールです。
今回は中部地区担当ということで、JMUの中部支部の皆さんには大変お世話になりました。

各地区の予選を勝ち抜いた17名により、午前中から2次予選。
2次予選は、ベートーヴェン/アンダンテと変奏(ピアノ伴奏付)、寺嶋陸也/雨の日(無伴奏)
という2つの課題曲(演奏順番は自由)の演奏だけで審査されます。

その中か...

April 10, 2017

当たり前のことですが、大人になって初めて楽器を始める方、いわゆる大人の初心者には楽譜の読み方がわからない人が

多いです。
子供の頃、授業としての「音楽」の時間はあったけど、部活の経験もなく、幼少期にピアノなどの楽器に縁が無かった人は、

楽譜をどのように読んでいいのかわからない。
生まれつき楽譜が読める人なんていないわけですから、どこかで勉強するわけですが。

というわけで今回は、譜読み(音取り)の基本的な方法について書きます。

①何調か? keyは何?ということです。
明るい曲調の長調で、♯ひとつならト長調(G)、ふたつならニ長調(D...

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特集記事

1.「トレモロ」の話

2.ピックの話

3.「なぜ弾けないのか?」(右手編)

4.「なぜ弾けないのか?」(左手編)

5.「なぜ弾けないのか?」(気持ち編)

6.「なぜ弾けないのか」(和音編~その1)

7.「なぜ弾けないのか」(和音編~その2)

8.「第18回日本マンドリン独奏コンクール」を聴いて

9.音量について~「...

コラム一覧

April 19, 2017

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